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上場に向けての社内対策

▼ 取締役会の重要性 ▼ 内部統制の重要性

取締役会の重要性

株式公開においては、コーポレート・ガバナンスが重要視されます。会社にとってこのガバナンスが機能するための重要な意思決定機関が取締役会です。 会社法の規定によれば、一定期間に一度は必ず開催しなければなりません。開催の度に議事録の作成・保存が義務付けられています。また、必ず取締役会で決定しなければならない事項もあります。

オーナー企業においては、社長の一存で全ての事項が決定されることが多いと言えます。取締役会は開催しない(したことがない)、議事録すらない等は上場審査においてマイナスです。上場する目的以外においてもマイナスな要素と言えます。 上場を考える場合(考えなくても)には、会社の重要事項の決定は取締役会において行い、取締役会規定を策定して明確化する必要があります。 M&Aを行う場合などにおけるデューデリジェンスでも取締役会の痕跡は重要なチェックポイントです。

内部統制の重要性

取締役会以外においても、会社の内部統制が整備されているか否か重要である。 具体的には、内部牽制・内部監査である。これらは何れも社内で不正が行われないように監視したり、会社規定・法令を遵守して日々の業務が行われているかをチェックする体制です。

意思決定は取締役会が行うとしても実際の事務作業は、会社の内部部署(従業員)が行うことになります。各従業員がしっかりと会社の規定・法令に基づいて業務を行っているか否かは重要なポイントと言えます。 最低限、内部不正・社員が会社の規定や法令遂行しているかをチェックする体制を構築する必要があると言えるでしょう。

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